中古マンションを選ぶコツ!
条件を洗い出す
まずは、条件を決めることから始めてください。「名古屋市天白区でどのような暮らしをしたいか」を念頭に置き、条件を決めましょう。立地に関しては、「子どもが通う学校からの距離」「職場からの距離」「駅からの距離」など、様々な観点から選ぶ必要があります。エリアを絞り込み過ぎると中古マンションが見つからない可能性もあるので、その場合は徐々に条件を緩めてください。
次に予算ですが、有名なフレーズとして「住まいは年収の5倍」といったものがあります。これは、住宅ローンの借入金額は年収の5倍までが妥当という意味です。その金額に頭金を足した総額が購入可能な物件の価格ということになります。ただし、年齢や勤続年数によって住宅ローンの借入金額は変動するので、あくまで目安として考えましょう。また、物件の価格だけでなく諸費用についても忘れずに計算してください。
広さや間取りに関しては、今後のライフプランが重要になります。子どもの人数や個室の数など、それぞれが希望する条件をしっかり話し合ってから決めましょう。併せて、小さい子どもがいる人は、近くの公園や子育て支援施設などについても調べておいてください。
中古マンション選びで特に重要なのが、築年数です。築年数が古ければ古いほど価格は低くなる傾向にあります。しかし、築年数が古くてもリフォームやリノベーションによって新築同様の住環境を手に入れることができるので、あらゆる角度から検討してください。
内覧時のチェックポイント
中古マンションを購入する際は、必ず内覧をしてください。その際に注目すべき点としてまず挙げられるのが、管理が行き届いているかどうかです。エントランスや駐輪場、ゴミ捨て場などを見て、きちんと清掃されているなら安心です。また、管理組合が機能しているかどうかを判断するために、議事録や活動計画表を見せてもらいましょう。
次に、修繕積立金の残高を確認してください。中古マンションでは毎月入居者から修繕積立費を徴収しています。大規模修繕をする際の費用に使われるものですが、これがきちんと積み立てられていない中古マンションは危険です。内覧の際に収支を確認させてもらい、不動産会社の担当者と一緒にチェックしましょう。
日本は地震や台風などの自然災害が多いので、災害リスクの確認も必須です。耐震性を評価する際の指標となるのが新耐震基準と呼ばれるものです。かなり古いマンションの場合、旧耐震基準であることが多く、地震などの災害リスクに備えるのであれば避けた方がいいでしょう。