気になる子育て・教育環境は？
保育・教育施設
子どものいる人が暮らすにあたって気になるのが子育て・教育環境です。令和3年9月1日の時点で、名古屋市天白に住む0～14歳の人口は2万445人です。これは、区内の人口全体の約13％に相当します。名古屋市全体で、ここ数年は待機児童数ゼロを達成しており、保育施設が充実しているので共働きの家庭でも安心して子育てができます。待機児童数ゼロを維持しながらも保育施設の整備や拡充に取り組んでおり、ますます暮らしやすい環境が整備されていくでしょう。
なお、区内には6つの公立保育園と31の私立保育園があり、公立では100人規模の保育園が多いようです。一方、私立は250人以上を受け入れられる大きい保育園が3つあり、小規模の保育園も複数あります。
学区は17存在し、それぞれで活動内容が異なります。例えば、平針南学区では毎朝地域の公園や広場でラジオ体操を行っており、自然環境保護活動などのアクティビティも充実しています。
医療施設
小さい子どもがいる場合、医療施設の充実度も気になるところです。区内には約40の小児科があり、発達障害・小児がん・肥満・小児腎臓の専門医による診察を行っているクリニックもあります。専門医による診療やアドバイスを受けられるので、安心感を持って生活できるでしょう。また、病児、病後保育事業にも積極的に取り組んでいるので、仕事の都合上どうしても休めない時でも、子どもを預けることができます。
子育て支援
名古屋市天白区は子育て支援も充実しています。取り組みの一環としてまず挙げられるのが、「かぼっち広場」です。区役所の2階に設置されており、子どもが遊べるフリースペースや絵本コーナーがあります。また、子育て支援ボランティア団体と連携して運営しているため、行政が展開する子育て情報だけでなく、あらゆる情報を得られる点もメリットです。
産後間もない赤ちゃんを育てる家庭を対象に行っているのが、「すくすく訪問（赤ちゃん訪問）」です。地域の児童委員や主任児童委員が訪問し、子育てに関する相談を受け付けています。自宅に訪問してくれるので、初めての子育てで分からないことがあっても気軽に相談できます。
区内には、「すくすくサロン（子育てサロン）」が50以上設置されています。子育て中の親同士が交流できる場として利用できます。また、子ども同士の遊び場としても機能しており、サロンごとに開催日や内容が異なります。利用する際は、事前に開催日などを確認して参加しましょう。
