土に触れる「名古屋市農業センターdelaふぁーむ」
土に触れて農業を学ぶ
名古屋市天白区で土に触れながら農業について学べる場所としておすすめなのが、「名古屋市農業センターdelaふぁーむ」です。名古屋市の農業振興を目的として作られた施設で、開園してから50年以上もの歴史があります。牛や羊の放牧場、展示鶏舎、ふ化展示室、花の展示施設、野菜の栽培温室、園芸施設、芝生広場などがあり、様々なイベントを通じて子どもに貴重な機会を与えられます。野菜が栽培される温室や畑では、普段食べている身近な野菜ができるまでの過程を直接見ながら学べます。また、ここで作られた牛乳やアイスクリームを食べることもできます。親子での栽培体験や収穫体験、バター作り講座など、様々なイベントが開催されており、休日は多くの親子連れが訪れる人気スポットです。
特に人気のふ化展示室
自然溢れる名古屋市農業センターdelaふぁーむは、子どもが自然と農業に興味を持ち、親しめる農業公園です。名古屋コーチンを育てる展示鶏舎、ヒヨコが生まれるまでの経過を観察できるふ化展示室は特に人気です。卵からヒヨコが生まれる瞬間を直接見ることで、命の大切さを学べます。名古屋コーチンを使ったソーセージも作られており、非常に人気です。
700本の梅の木
名古屋市農業センターdelaふぁーむで特におすすめなのが、園内にある「しだれ梅園」です。700本の梅の木が広がっており、春になると一帯が甘い香りに包まれます。毎年2月下旬から3月中旬には「しだれ梅まつり」が開催され、キッチンカーや大道芸人が訪れて大きな賑わいを見せます。親子で楽しむのには最適なイベントといえるでしょう。焼き芋やイチゴ大福などの甘い和菓子もあり、梅の花を眺めながら楽しいひと時を過ごせます。
なお、しだれ梅園の梅は12品種あります。一重咲きの梅や八重咲の梅など、様々な形で美しく咲く梅の花を楽しみましょう。「満月枝垂」や「千鳥枝垂」など、花の特徴を捉えた品種名を見るのも面白いです。頭上から垂れる枝に咲く梅の花からは甘い香りが漂い、園内はさながら「桃源郷」ならぬ「梅源郷」のようです。
自然に囲まれている
名古屋市農業センターdelaふぁーむ内には、しだれ梅だけでなく菜の花畑や竹藪などもあり、自然の美しさを堪能できます。道幅が広いので、ベビーカーを押しながらでも問題ありません。自然豊かな景色が最後まで続くので、小さい子どもでも飽きることなく楽しめます。休日は名古屋市農業センターdelaで農業を学び、美味しい食事と綺麗な景色に癒されましょう。- こちらが公式サイトです。園内のマップや開催されているイベントを紹介しているので、興味のある人は事前に確認しておきましょう。
